- インビザライン®は保険が適用になりますか？
他の矯正治療と同じで、保険は適用になりません。
矯正治療は、骨格に大きな異常がある、といったような一部の例外を除いて、日本においては保険がきかないシステムになっており、自費診療となります。ただし、医療費控除の対象となりますので、確定申告をしていただければ負担を軽くすることができます。
- インビザライン®は実際どのくらい目立たないのでしょうか？
よほど注意して見ない限り気づかれないことがほとんどです。
インビザライン®は、薄さ0.5ミリの無色透明な素材でできていますので、至近距離でよほどじっくり見ない限り、装着していても気づかれないことが多いようです。中には夫婦間でも気づかれないケースもあります。写真撮影でも通常は全くと言っていいほどわかりませんが、どうしても気になる場合にはその時だけ外す、ということも可能です。
- どんな歯並びでも治せるんでしょうか？
インビザライン®は適用症例が広がり、多くのケースで治療可能になっています。
インビザライン®は、進化し続けている矯正治療システムです。過去では難しかった抜歯症例の矯正でも、現在ではインビザライン®での治療が可能になってきています。インビザライン®で治療が可能かどうかの判断は、実際にお口の中を拝見させていただき、詳しく検査した上で判断させていただきます。まずは一度お気軽にカウンセリングにいらしてください。
- インビザライン®のマウスピースをつけると発音しにくくありませんか？
慣れないうちは発音しにくいことがありますが、次第に問題なくなります。
インビザライン®のようなマウスピース矯正の場合、治療開始当初は少し発音しづらさを感じることがあるかも知れません。ですが、マウスピースは非常に薄く作られているので、すぐに慣れて通常通り発音できるようになってきます。実際、アナウンサーや人前で話す職業の方もインビザライン®を多く利用されています。
- 差し歯が入っているのですが、インビザライン®は可能ですか？
インビザライン®なら大丈夫です。
差し歯や被せ物が入っている場合、通常のワイヤー矯正では装置が差し歯の表面に接着しにくいことがありますが、インビザライン®ではマウスピースを歯に全体的にかぶせて歯を動かしていくシステムであるため、差し歯や被せ物が入っていても何ら問題はありません。
ただし、インプラントやブリッジ、入れ歯が入っているケースでは、その部分の歯を動かすことが不可能ですので、状況に応じた治療をご提案させていただきます。
- 治療中に痛みはありますか？
痛みはワイヤー矯正に比べて少なめです。
矯正治療では痛みが出ることがありますが、それは歯が動く時の痛み、装置がお口の中を傷つけることによる痛みが原因になっています。
インビザライン®の場合、歯にかかる力を最小限にして歯に痛みが起こりにくいようになっているほか、ワイヤー矯正のように硬い金属などの装置がお口の中を傷つける、というようなことも起こりませんので、痛みが起こりにくいのが特徴です。
- マウスピースを入れたまま飲み物を飲んでも大丈夫ですか？
A.水以外は外していただくようお願いします。
インビザライン®は食事の際には外していただきますが、飲み物だけの場合でも水以外は極力外していただくことをおすすめします。糖分を含む飲み物の場合、糖分がマウスピースの内部に留まってしまい、虫歯を引き起こすリスクがありますし、色のついた飲み物(お茶を含む)のばい、マウスピースの内部に着色が残ってしまい、見た目が悪くなります。
- 治療期間が延びてもいいので、夜だけの着用ではダメですか？
1日20時間以上つけられない場合にはワイヤー矯正をおすすめします。
インビザライン®のマウスピースは、食事と歯磨きの時以外はずっと装着していただく必要があります。1日にトータル20時間以上つけないと、効果が十分に現れないことがありますのでご注意ください。もし、様々なご事情で20時間以上の装着が難しい場合には、放っておいても歯が動くワイヤー矯正の方をおすすめいたします。
- 忙しくてなかなか通院できないのですが、治療は可能ですか？
インビザライン®は通院が少なめですので、忙しい方にも適しています。
インビザライン®の場合、治療完了までに必要なマウスピースを一度に製作し2週間に1度くらいの頻度で、患者さまご自身で次のマウスピースに交換していただきます。従来のワイヤー矯正のように、装置の交換や調整といったことを必要としないため、通院していただく頻度も少なめでOKです。ご来院時は主に状況チェックが主になり、従来のような調整などが必要ないため、チェアータイムも少なめです。それゆえ、忙しい方にも向いている治療法だと言えます。
