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インプラント基礎知識
インプラント基礎知識

リスクはあるの?

知っておきたいインプラント治療のリスク

インプラント治療を受ける前に、リスクについても理解しておきましょう

インプラント

インプラントは天然の歯に近い見た目や感覚が得られるという大きな魅力があることから、近年ますます人気が高まってきている治療法です。ただし、インプラントという人工物を顎の骨に中に埋め込む手術が必要であることから、通常の歯科治療とは違ったリスクがあることは理解しておいていただきたいと思います。

インプラント治療が行われるようになってから数十年が経過し、その間にインプラントの品質自体も、治療技術も、安全性も、過去に比べ格段に向上してきてはいますが、リスクをゼロにすることはできません。インプラント治療をお考えの方は、メリットだけではなく、トラブルを避けるためにも、リスクも理解した上で治療を決めていただくことをおすすめします。

手術に伴うリスク

血管や神経、周囲組織へのリスク

インプラント手術は、正確な場所に埋め込む必要があります。ところが、手術時に誤って周囲の大きな血管や神経を傷つけたり、削る方向がずれて骨を突き抜けてしまう、というようなトラブルも時々耳にすることがあります。

リスク対応

リスク対応
ライオンインプラントではこのようなことは、手術前に精密な検査を行い、重要組織を傷つけないように十分な治療計画を立て、慎重に行えば、防ぐことができます。当院では全てのステップで事故が起こらないように、最大限の対策を行なっておりますので、ご安心ください。

痛みや腫れのリスク

インプラント手術前には十分な麻酔を行います。そのため、通常は痛みを感じることはありませんが、手術後に麻酔が切れると、抜歯後のような痛みが出てきます。

リスク対応

薬

処方された鎮痛剤を服用することにより、抑えられる程度の痛みですので、それほど心配はいりません。腫れに関しては手術後に一時的に出ますが、こちらも処方された薬をしっかりと飲んでいただくことで、徐々におさまりますので心配はいりません。

いずれにしても、手術後の注意事項をしっかりと守っていただければ、通常問題が起こることはありませんので、ご安心ください。

インプラントがくっつかないリスク

インプラント手術の成功率は高く、調査の結果90〜95%程度という結果が出ています。しかし、少ないケースでは、骨の状態が悪い、手術の手技の問題、細菌感染と言ったような理由で、うまくインプラントが骨にくっつかないことがあります。

リスク対応

手術風景
このようなことをできるだけ回避するには、「信頼出来る歯科医院選び」、「術後の注意事項をきちんと守る」といったことが大切です。

インプラントが体に及ぼすリスク

体に合わないリスク

インプラントは生体親和性の高いチタンで作られており、心臓のペースメーカーや、人工関節の材料としても使用されているように、安全性が高く、体に馴染みやすい材料です。

リスク対応

アレルギーテスト
ごく稀にチタンに対するアレルギーを起こす方もいることが報告されています。そのため、もしすでに金属アレルギーをお持ちの方で、ご心配の方は、一度皮膚科でアレルギーテストを受けてみられると安心でしょう。

かみ合わせの歯に対するリスク

インプラントは、他の治療法(ブリッジや入れ歯)と比較して、他の歯に対するダメージが断然少ない治療法として知られています。ただ、インプラントは骨とがっちり結合しているため、かみ合う歯が天然歯の場合だとインプラントが異常な力をかけて、天然歯を傷めてしまうことがあります。

リスク対応

治療風景

このようなことを防ぐためには、定期的な噛み合わせのチェックを受け、問題があれば調整を行う必要があります。

インプラントが体に及ぼすリスク

インプラント自体が破損するリスク

インプラントの素材チタンは、耐久性に優れる材料ですが、非常に強い力がかかると稀ではありますが、折れる可能性もあります。インプラントの被せ物としては、セラミックを使用することが多いですが、こちらに関しても強い力がかかると割れることもあります。

リスク対応

それゆえ、例えば歯ぎしりの強い方は、マウスピースを夜間に装着するなど、インプラントを保護することをおすすめします。

インプラントが抜け落ちるリスク

インプラントの90%以上は埋め込み後、10年以上問題なく機能しているという調査結果が出ています、これは他の治療法に比べればかなり良い治療経過です。ですが、少ないケースでは、主にお手入れが不十分という理由から、インプラント周囲が細菌に感染してインプラントが抜け落ちてしまうケースがあります。

リスク対応

歯ブラシ

これは天然歯でも同様のことが言えるのですが、長持ちさせるためには、毎日のしっかりとしたお手入れ、定期的な歯科医院でのメインテナンスが必要です。

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