インプラント治療症例
インプラント治療症例1
ブリッジをせずにインプラントで治療したケース
写真(1)は、前歯を1本失ってしまったケースです。このような場合は、ブリッジかインプラントかの選択となるのが通常ですが、ブリッジは両隣の健康な歯を大量に削らなければならない問題があります。インプラント治療であれば、写真(2)のように、両隣の歯を削ることなく、単独で自然な見た目で治療が可能です。写真(3)は、インプラント植立後のレントゲン写真です。
インプラント治療症例2
骨が少ない部分に骨を増やしてインプラントを行ったケース
前歯の歯根が割れてしまい、しばらく放置したために炎症が起こり、写真(4)のように唇側の骨がほとんど溶けて少なくなってしまっています。1980年代までは、このようなケースの場合、骨不足でインプラント治療ができなかったのですが、1990年代から骨の再生医療技術の開発により、写真(5)のように、骨のない部分に人工膜、及び直骨移植技術を施すことによって骨を再生できるようになりました。写真(6)は、骨を増やした後にインプラントを植立、その後骨の中に固定されている状態です。
インプラント治療症例3
抜歯を避けるためにインプラントを行ったケース
写真(7)は、歯根の周りの骨を大きく失っている状態です。このようなケースの場合、抜歯となるケースが通常ですが、なるべく歯を残せるように、該当の歯への力の負担の軽減を念頭に入れ、後方にインプラントを植立することにしました。
写真(8)のように、弱っている歯を手前の歯とクラウンで連結して固定し、後方にインプラントを植立して噛み合わせの力の負担を軽減させるようにしました。その結果、弱っていた歯の周囲に骨が再生されてきました。
インプラント治療症例4
インプラントを固定源にして傾いた歯を起こしたケース
写真(9)を見ると、歯を失った部分に奥歯が倒れ込んで傾いてしまっているのが分かります。このような状態のまま歯を補う治療をするのは困難を極めますし、無理やり治療をしても歯の寿命を縮めてしまうことになりかねません。そこで、写真(10)のようにインプラントを植立し、このインプラントを固定源にして写真(11)のように傾いた歯を矯正器具で起こし、正しい位置に戻すようにしました。
インプラント治療症例5(症例4の続き)
インプラントを植立し、噛み合わせを整えて骨が再生されたケース
症例4の続きです。写真(12)に示すように、インプラントを固定源にした矯正治療によって倒れた歯を真っ直ぐにした後、広がってできたスペースにもう1本インプラントを植立しました。その後、噛み合わせを整えると、写真(13)、(14)に示すように、倒れ込んでいた歯の周囲の骨が再生し、歯の寿命を延ばすことが可能になりました。5年後も安定した良い状態が保たれています。
インプラントのメリット・デメリットについて
インプラント治療にもメリット・デメリット両方の側面があります。治療を受ける方の状況に応じても、インプラントのメリット・デメリットは変わってきますので、インプラント治療を受ける前に、特徴をよく知っておくことが大切です。